展示・イベント記録【1月】Art of Insects/骨董ジャンボリー

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大変大変お久しぶりです。うつせみ標本屋のswkです。

もう春ですねえ。近所の池でカエルが鳴きだして、鼻がいうことをきかなくなってきた辺り季節を感じます

実は私は普段から、ひと月のうちに結構展示会やイベントに足を運んでいるのですが、
1年も経つと「え!?あのイベント先月だったっけ!?」ってなって楽しみにしていたイベントを逃すことが多々あります…。
そこで自分の記録のためにも、このブログを使って月ごとに楽しかった催しをまとめておきたいと思いました。

もう3月に入ってしまいましたがwwwとりあえず1月のイベントからまとめていきたいと思います。

今回はお2つ。

 

1つ目:
<Art of Insects -美しき昆虫の世界展->

箱根芸術空間風伯にて、
活動名art of insectさんの初個展、「Art of Insects -美しき昆虫の世界展-」にお邪魔してきました!

画廊の風伯さんは古民家リノベーションの画廊で、築90年以上にもなるそうです。
箱根湯本駅から徒歩10分ちょっと、
川を渡り坂を上った古民家も立ち並ぶ自然豊かな環境に、溶け込むように佇んでいました。
佇まいは趣のある落ち着いた雰囲気で、内装は大正ロマンを感じさせる柱や扉、家具などが本当に素敵でした。
とにかくレトロ大好きな私大歓喜の画廊でした!

玄関を入り居間にあたる展示空間に入ると、
正面には標本箱に収められた蝶たちの標本、
その横では何人かの方々がコタツを囲んでいる光景が目に飛び込んできました。

なんというアットホーム…!

ギャラリーにありがちな「静まり返った空間で畏まって作品を見る」とは程遠いような、
古民家の暖かさも相まって「あ、ゆっくり楽しんでいいんだ」と一瞬でホッとする気持ちになりました。

 

ここから「Art of Insects -美しき昆虫の世界展-」の作品について。
まずはもーーやはり圧巻の見ごたえでした!

 

 

色とりどりの虫たちの美しさもさることながら
「標本箱に収まる昆虫」のイメージを覆す配置が独特で素晴らしいですね。

今回のart of insectさんの展示では、標本の展示の横に外来種と在来種についての解説も置かれていました。
art of insectさんは全てご自身で採取した昆虫で作品を作られていますので(なんと海外まで!)
国内での採取の中で、こういった個体の分布や環境が抱える問題などに着目されていたそうです。
昆虫の美しさだけでなく、昆虫たちの生きる環境についても知れる、
美の展示でありながら自然科学館でもありました。
私も大変勉強になりました。

ホクホクしながら2階の隅まで見させていただいてから
1階に戻り、そろそろお暇しようかと考えていたところ、
「良ければ温まって行かれませんか?」とお声掛けをいただきました。
結果、
図々しくもart of insectさん、画廊のオーナーさんとコタツを囲ませていただきましたwww
鳩サブレをいただきながら楽しいお話会をさせていただきました。
本当に充実した時間でした。ありがとうございました。

 

2つ目:
<骨董ジャンボリー>

骨董ジャンボリーは、都内で年2回開催されている大規模な骨董イベントです。
イベントについては認知はしていましたが、私は今回初めて遊びに行きました。

まずは今回のイベントの概要について↓

■骨董ジャンボリー 2018 NewYear
日程:2018年1月12日(金)~1月14日(日)
時間:10:00~17:00
全国の骨董商500業者が集結する、日本最大級の骨董市(公式ページより)

(私としては)デザインフェスタでおなじみの、東京ビックサイトでの開催でした。

まずイベント自体の感想をざっくりと…

 

心躍り続けたーーーーーーーーーーーーー
見きれねーーーーーーーーー

 

ドキドキとワクワクと歩き疲れで、
あらかた見終わって撤収の頃には疲労困憊でした。
もう目が幸せ。
なにしろ大会場を埋めつくす出展数、またその一つ一つのブースに無数の宝物たちが眠っています。
例えるならばRPGゲーム内で武器商店、装備商店、魔法商店などが数百店舗並んでて端から全部覗いていくようなものです。
ね?すごいでしょ??
例え微妙すぎワロタ

あまりにテンションが高ぶりすぎた私は、この空間で出会った物たちを忘れたくない!と思い
いいなと思った品を片っ端からノートに書きこんでいったのでした…。
片っ端からお迎えできる財力が欲しかった。

ノートに書き留めたものは、大まかに以下のようなジャンルでした。骨董市全体でもこのあたりの品が多くみられました。

食器・玩具・化石・時計・古美術・仏品・書道品・家具
カメラ・洋服・和服・貴金属・第二次大戦もしくはそれ以前の戦時中に使われた品
レコード・ステンドグラス・ラジオ・電話・ドアノブなどの装飾品・歯車や機械の部品などのジャンク

古い昆虫標本や海外の伝統工芸品、日本刀(!?)なども見かけました。
個人的には黒電話かラッパ筒の自動式電話機(トトロでサツキが使ってたようなやつ)がものすごく欲しかったです…
クラシックラジオや真空管ラジオも熱かった…

また会場の熱気もすごく、人気店が立ち並ぶあたりでは人だかりで先へ進めないなんてところもありました。

 

駆け足で会場を全て見て回って、私は大ぶりの象牙のボタンを購入しました!
ちょうどコートのボタンが旅行先でなくなったしまったばかりだったので。

次回は8月の3,4,5日に東京ビックサイトにて開催だそうですよ!
夏の骨董市も楽しみです。

最後に、余談ですが私の骨董市での人物観察メモを笑
骨董品に携わる人々の独特なファッションや雰囲気が素敵でしたので、おじさま・おばさまウォッチャーもしてました。

 

左側が男性、右側が女性です。
わかるー!って思ってくださる方が一人でもいらっしゃれば嬉しいですw

 

それではまた2月のまとめで。

 

swk

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